子どもの口臭

口臭は大人だけではなく小さな子供にも起こります。
まだ上手にブラッシングを行なうことができなくて、口の中に食べかすなどの汚れが付着して口臭が起こることがあります。
子どもが小さい間は、親が仕上げ磨きをするなど口の中の清潔に気をつけてあげるようにするといいでしょう。
それ以外にも子どもの口臭が起こる原因として、病気が隠れている場合もあります。
中でも一番の原因となるものはやはり虫歯でしょう。
虫歯が原因で口臭が起こっている場合には歯科医院で治療を受けることで改善することができます。
また、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎などで常に鼻が詰まっていると、鼻呼吸ができず口をぽかんと開けて口呼吸になってしまいます。
鼻呼吸がきちんとできていれば口の中が乾くことはなく、雑菌の繁殖などの心配はありませんが、口呼吸では口の中が乾燥し雑菌が繁殖して口臭をおこすことがあります。
鼻の病気が原因で起こっている口臭であれば耳鼻咽喉科での治療が必要になります。
甘いものを摂り過ぎる、ゲームやテレビで夜更かしをして寝不足になる、食物繊維を多く含んだ野菜を食べていないと言うことも子どもの口臭の原因となるので、バランスのよい食事、規則正しい生活を心がけましょう。

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歯周病と口臭

口の中のトラブルは、口臭を起こす原因となります。特に歯周炎や歯肉炎などの歯周病にかかっている場合には強い口臭を発生することもあります。
歯周病を起こす原因となるものは歯垢(プラーク)で、歯垢の約70%は細菌で口臭を起こす元となります。
毎日、正しいブラッシングを行い汚れを取り除いておかないと、残った歯垢が少しずつたまって厚くなり、歯肉に炎症を起こし歯茎が腫れたり出血を起こしたり、ひどくなると膿が出て、強い口臭を発することになります。
歯周病による口臭を防ぐには、口腔内を清潔に保ち、プラークをためないようにすることが大切です。
しかし、40歳以上の人は程度の差こそあれ、ほとんどの人が歯周病にかかっていると言われているので、中高年の人は特に歯周病による口臭に気をつけましょう。
歯周病の原因となる歯垢が厚くなり、硬くなったものを歯石といい、歯石も口臭の原因となります。
口臭を起こす歯石は、通常のブラッシングだけでは取り除くことができないため、歯科医院で除去してもらう必要があります。
歯周病が原因となる口臭を起こさないためにも、1年に一回程度はかかりつけの歯科医院を受診して、お口の中の定期健診を受けるようにしましょう。

自分でできる口臭チェック

口臭があるかどうかが気にはなっていてもなかなか自分で気づくことができなかったりします。
そうかといって、友人・知人など親しい人たちに息を吹きかけて口臭の有無を確認してもらうということも、簡単に判断してもらえそうですが、実際にはなかなか頼みづらいものでしょう。
一番簡単に自分でできる口臭のチェックは、コップの中に息を吹き込んで、一度手で蓋をして改めてコップの中の臭いをかいでみるというものです。
朝起きてすぐの息をコップに吹き込むと、生理的な口臭を知ることができます。
次に自分で行なえる口臭チェックは、舌の上にある舌苔というものの臭いをかいでみる方法で、ティッシュなどで舌の表面を擦り取り臭いをかいでみます。
この時、自分で臭いを感じた場合には、口臭があり他の人も口臭を感じている可能性が高い状態といえます。
舌の上にある白や黄色のものは口臭の元となる口腔内の汚れなので、舌ブラシなどを使って清潔にしておきましょう。
この2つは、自宅にあるもので簡単に口臭をチェックすることができる方法ですが、もっと詳しく調べてみたいという場合には、息を吹きかけるだけで簡単に検査することができる口臭チェッカーなども販売されています。

心因性の口臭

虫歯や歯周病、便秘や内臓疾患などの口臭の原因になるような疾患がなく、口腔内の清掃もきれいに行なわれているのに口臭があるように感じてしまうものに、心因性の口臭というものがあります。
心因性の口臭は「自臭症」とも呼ばれるもので、実際には、他人には感じられない口臭ですが、自分自身で口臭があると思い込んでしまうものです。
心因性の口臭の状態が続くことで、他人と積極的に話をしたり、コミュニケーションを取るといったことが難しくなるなど、対人関係にトラブルを抱えてしまうこともあります。 自分は口臭があると思い込んでしまう心因性の口臭は、精神的に不安定な思春期や更年期の人などに多く発生するという特徴があります。
心理的な口臭には緊張や疲労などによって、唾液の分泌が抑えられて起こるものもあるので、症状を改善するにはあまり深刻に考えないようにすることも大切でしょう。
口臭について深く悩んだり、通常の社会生活を営むことが難しい場合には病院に行くことを考えてみるのもいいでしょう。
かかりつけの歯科医院で診察を受けても口臭の原因がみつからなかったけれど、口臭がどうしても気になって仕方のない時には、心療内科や心療歯科などを受診しましょう。

膿栓が原因の口臭

生理的口臭や加齢性口臭、虫歯や歯周病などの疾患による口臭など、口臭の原因はさまざまありますが、その中に膿栓(のうせん)によって起こる口臭もあります。
膿栓は、扁桃腺などの表面にある腺窩という小さな穴に細菌の死骸や食べかすなどが溜まり形成されるものです。
口臭の原因となる膿栓は、細菌の死骸や食べかすなどでできているため、強い臭気を放ちます。
くさい臭いがあることから、くさい玉やくさ玉などと呼ばれることもあります。
乳白色や薄黄緑色をした膿栓は誰でもが持っているものですが、外に排出されやすい人とそうでない人など個人差があるようです。
虫歯や歯周病もなく、唾液の分泌量も正常で内科的な疾患もないけれど口臭が気になるという場合には、膿栓による口臭である可能性があるでしょう。
膿栓自体が人体に悪影響をもたらすというようなことはありません。
しかし口臭の原因となりうることからも発生を予防することが望ましいでしょう。
もし、膿栓が喉の奥に見えて気になったとしても、喉の粘膜を傷つけてしまう恐れがあるため、自分でとるということをしてはいけません。
膿栓の予防には、細菌の増殖を抑えるカテキンを含む緑茶や紅茶などでうがいをするのが効果的です。
基本的には歯をしっかりと磨き、食べかすなどを口腔内に残さないということが大切です。

口臭のチェック